Ninja250 - フロントフォークにベアリング追加
2015/06/14

別の車種ですが、フロントフォークにベアリングを入れる記事を見かけたので、Ninja250でも試してみます。

交換に必要な物(あれば便利な物)
・スラストベアリング2個
購入した物=エヌティーエヌ(NTN) スラスト 針状ころ軸受AXK1103

・ワッシャ4枚
購入した物=エヌティーエヌ(NTN) AS形軌道輪 (ワッシャ)AS1103


ベアリング2個、ワッシャー4枚で約600円です。
ベアリングの外径は約29.8mmでした。
ワッシャーの外径は約29.8mmでした。
厚さはべリングが2mm、ワッシャーが1mmです(3枚で4mm)。
メンテナンススタンドをかけ、ハンドルを外しトッププラグ、Cリングを外します。

フォークオイル交換の作業と似ていますが、フォークは外したりしないのでそんなに手間がかかりません。
パイプ(カラー)、ワッシャーを抜き取ります。

ワッシャーは先を少しL字に曲げた針金などで吊り上げれば取れると思います。
取り外した純正ワッシャ
純正ワッシャの厚みが1.6mmで、ベアリング+ ワッシャ(4.0mm)と入れ替えると2.4mm差が生じます(プリロードがかかる)。

気になる方は、パイプを削るか、30φくらいの塩ビ管でパイプを作成するのが良いかもしれません。
ワッシャーを入れた状態

パイプの内径は32φです。
ベアリングを入れた状態

ワッシャー、ベアリング、ワッシャー、パイプの順に入れていき、元に戻します。

エヌティーエヌ(NTN) スラスト 針状ころ軸受AXK1103

エヌティーエヌ(NTN) AS形軌道輪 (ワッシャ)AS1103

乗ってみると、はじめはよく分かりませんでした。

道路の細かい段差や継ぎ目などの振動(ショック)が減った感じがし、歩道との段差など、大きめのショックも軽減した感じがします。

細かい振動が減ったためか、高速走行時の安定性が増した気がします。

鈍感でどこがどのように変わったかうまく表現できないのですが、今までとは何か違う感じがします。(プラシーボかもしれません。)