ブレーキホースを交換します。
交換に必要な物(あれば便利な物) ・ブレーキホース ・バンジョー ・バンジョーボルト ・クラッシュワッシャー
ホースはデイトナのハイスペックライン(ニチリン製)
にしました。バンジョーとホースが初めから取り付けてあります。バンジョーボルトは純正品を利用します。
※ブレーキ関連ですので作業に不安な方はお店に任せたほうが良いと思います。 |
(写真はホースをまっすぐにしながら撮影できなかったので短くなってます。)
純正ホースの長さは、バンジョー穴の中心間で約840mmです。
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800mmでも取り付け可能との情報があったので800mm(品番60574)
の物を選択しました。
センタースタンド状態でも長さに問題はありませんでしたが、気になる方は850mm(品番60575)
の物を選択されたほうがいいと思います。
ホースとバンジョーを別々に購入するタイプの場合は、バンジョーが合計約40mm(片側約20mm)なので760mm~800mmくらいのホースを選択すれば収まると思います。 |
クラッシュワッシャーは再利用も考えましたが、シグナスX用の物を購入しました(59円/枚)。 品番:90201-10118
パーツ検索で、YBR125用の90201-108J9を入力すると、在庫有りになっていました。そしてYSPにて90201-108J9も入力してもらうと、品番変更になってシグナスと同じ90201-10118になっていました。 |
ブレーキフルードを排出します。
ブレーキフルード交換を参照して下さい。 |
一番上の矢印のボルトを外しホース固定ステーを外します。 |
ステム裏側にあるボルトを外し、ホース固定ステーを外します。 |
バンジョーボルトを外します。
残っているフルードが流れてくる可能性がありますので、ウエスなどをあてます。
トルク=26Nm ボルトサイズ=M10
工具サイズ=14mm |
バンジョーボルトを外します。
残っているフルードが流れてくる可能性がありますので、ウエスなどをあてます。
ホースを外し、新しいホースに交換します。(念のため取り外す前にホースの取り回しをメモ(写真撮影)するなどしておくと良いと思います。)
トルク=26Nm ボルトサイズ=M10
工具サイズ=14mm |
バンジョーボルトは純正を利用しました。
マスターシリンダー側のバンジョーはストレート形状ですが、作業をしていて角度付の方が良かったかなと思いました。 ※ハイスペックラインに両方角度付がライアップにあるか分かりません ※ストレートでも問題はありません |
バンジョーボルトは純正を利用します。
キャリパー側は21°の角度がついているので綺麗におさまりました。 |
ホースはゴムなどを巻き付けて固定します。いらなくなった自転車チューブを巻き付けました。 |
ホースはゴムなどを巻き付けて固定します。いらなくなった自転車チューブを巻き付けました。 |
最後にエア抜き作業を行います。 ブレーキフルード交換
2~3回レバーを握り、3回目の時にレバー握ったままドレンを開き、ドレンを閉じてからレバーを放します。
この作業をエアが抜けるまで繰り返していきます。
エアがなくなると、スカスカだったブレーキレバーの握りが、いつもの握りの硬さになります。 |
写真では分かりにくいのですが、センタースタンド状態でも、ホースに少し余裕があり問題ありません。
サイドスタンド状態ならもう少し余裕があります。 |
850mm 品番60575
800mm 品番60574
強めのブレーキ、急ブレーキを滅多に使わないので、初めは違いが、あまりよく分かりませんでした。
普段よく使う少し指をあてる程度の軽いブレーキだと分らなかったのですが、少し強めにかけると効きの違いを実感できました。
力をかけていくにつれて(比例のような感じ)ブレーキがカチッっと効いていく感じがし、微調整がやりやすくなったような感じでした。 |
ホースを外したついでにピストンを掃除します(参考:ブレーキパッド交換)。
ピストン引き抜き工具は持っていないので、フルード排出前にブレーキを握っていきピストンをある程度まで押し出しておきます。
ピストンを引き抜きます。フルードがこぼれると思いますのでウエスなどを引いておきます。 |
ピストンは錆びなどもなく比較的綺麗でしたが、パッドに当たる側の反面くらいにブレーキダストなどの汚れが付着していました。
ピストンに傷を付けないように汚れを落としてきます。 |
写真はありませんがキャリパーの中は汚れなどはなく、とても綺麗な状態でした。
今回、オイルシール類は交換していません。
清掃、グリスアップを行い元に戻していきます。 |