 イニシャルアジャスターを自作します。
純正のフロントフォークキャップのサイズを測定し、絵を書いて、現物合わせをしながら、家庭用のミニ旋盤で作成します。 |
 イニシャルアジャスター本体、調整ネジ、パイプを押すワッシャー、トップ部カバーの4個を作成します。
OリングとEリングは汎用品を購入しました。スペーサーカラーはイレクターパイプの残りがあったのでそれをカットして使いました。 |
 スペーサーパイプの長さを変更すれば、好みの調整幅の設定ができます。
純正より-9.0mmから+7.5mmnの間で調整できるようにしました。 (マイナス=プリロードを弱める、プラス=プリロードを強める)
プリロードを弱くしたかったのでマイナス側にも調整できるようにしました。
ネジピッチを1.5mmで作成しているので、1/3回転で0.5mm、1/2回転で0.75mm、1回転で1.5mm変化します |
 フロントフォークキャップを外し、イニシャルアジャスターを取り付けます。
鈍感なので変化に気が付かないと思ってましたが、1~2mm変更するだけでも変化を感じることができました。
考え方が合ってるか分からないのですが、純正トップキャップより体積が増えた分、フォークオイル量も減らしました。(油面を下げる) |
 トップキャップカバーを取り付けた状態
純正ハンドルだとイニシャルアジャスターを取り付けできませんが、調整の手間がかかりますが、スペーサーパイプを短くしたり、ワッシャーを挟むだけで調整できます。 |