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ヘッドランプ本体を削らないで、H4、H4R、H4R1、HS1、H4BSと好きなバルブを選択できるようにします。
(注:発熱、消費電力など問題が起こるかもしれません。)
ヘッドランプを取り外します。
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交換に必要な物(あれば便利な物) ・110型3極カプラオス ・H4用コネクタメス ・H4R→H4変換アダプタ ・配線コード少量
これらの部品が無くてもできると思いますが本体パーツに加工を行わず、また容易に元に戻すためにあると便利です。
費用は購入部品などによって異なりますが、1000円~1500円くらいです。バルブ代は別途必要です。
売っていればKITAKO ヘッドライトソケット/H4/品番800-0600900を使って、配線を入れ替える方法が安くて便利です。
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バルブを外した状態
H4がそのまま入りそうですが、下側の2つの爪部分の角度が違います。
H4Rなら加工なし(変換アダプタ不要)でそのまま取り付け可能です。(爪の太さが若干違う場合は少し削る必要があるかもしれません。) |
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H4バルブを差し込んだ状態
下側の2箇所の爪が引っかかり、取り付けることができません。 |
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H4R→H4化はこちらの変換アダプタを利用します。オークションで販売さている物でステンレス製でレーザー加工された物で綺麗に仕上がっています。
寸法など測りアルミ板などで自作しても良いと思います。
使用方法は、H4の下側の爪を折り曲げ(切り取り)このアダプタをはさんで取り付けます。
H4Rバルブを使用する場合、この変換アダプタは必要ありません。 |
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変換アダプタを取り付けた状態
ぴったり一致します。 |
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配線の加工を行います。
ゴムカバーを外すために、純正の110型3極カプラの配線を外していきます。
ゴムカバーやコードを切って取り外す、またはゴムカバーを使わないならこの作業は必要ありません。
配線メモ 黄:Hi(ハイ) 緑:Lo(ロー) 黒:GND(アース)
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マイナスドライバーなどで端子の爪部分を押して、コードをはずしていきます。 (下の画像も参考にして下さい。) |
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取り外した状態
爪の部分を押してひっかかりを外します。 |
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取り外した状態
電球は作業中など直接触れないようにするため何かで覆っておくと良いと思います。 |
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110型3極カプラ、H4コネクタを使い配線を作成します。
3極カプラの順番とH4側のHi、Lo、GNDの位置を確認しながら作成していきます。(3極カプラは上の方の配線メモ、H4は下の写真を参考)
注意点はゴムに配線を通してからカプラを組み立てます。忘れると外してやり直しになってしまいます。 |
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H4の端子 |
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ペンチなど使い、H4バルブの爪を2箇所折り曲げます(切り取ります)。
ヘッドライト本体に当たらないかどうか確認しながら微調整を行いちょうど良い曲げ位置を見つけてください。
今回使用したバルブは黄色矢印部分の爪も平らにする必要がありました。 |
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変換アダプタを取り付けた状態 |
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変換アダプタを使い、バルブを取り付けます。
後は、カプラ、ゴムキャップを取り付け、元に戻し、点灯するか、Hi、Lo切り替えができるかなど確認します。
この方法なら別の形状のバルブにかえたり、H4BSに戻すことも簡単にできると思います。 |
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現在はH4Rのノーマルバルブ
(高効率ではない)を付けています。 (Lo=35W、Hi=60W)
Lo35Wでも純正と比べるとかなり明るくなりました。必要な時はHi60Wにでき、Loは純正と同じ35Wなので安心できそうです。
今のところバッテリーが上がったり、リフレクターなどに変化はありません。 |
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H4BS(35/35w) |
HS1(35/35w) |
H4R(35/60w) |
H4R1(45/45w) |
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まとめ
H4BS → 純正
H4 → 変換アダプタ+配線加工 HS1 → 変換アダプタ+配線加工
H4R → 配線加工のみ H4R1 → 配線加工のみ |
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撮影させて頂いた写真で、私の物ではありません。
下側のリフレクターが黄色く変色しています。
矢印のバルブの銀色部分もひびが入って剥がれているような感じでした。
購入時からH4のバルブ装着されていた車両です。
高効率バルブ(有名メーカー品)に交換、ポジション球はノーマルです。 |