Ninja250 - ハザードランプ・スイッチ(自作)
Ninja250にはハザード機能がありません。
無くても良いけどあると便利なので取り付けます。

純正の左スイッチボックス(ZRX1200=46091-0118、Ninja400=46091-0214)利用や、
中古のスイッチボックスを購入し、ハザードスイッチだけ流用したり、
デイトナのハザード機能付リレー なども検討しましたが、自作することにしました。

ハザードキットはお手軽ですが、いいお値段します。
(純正スイッチ流用と配線済みカプラが付属した商品だと思います。)

ハザードキット購入→約13,00円~、ピットクルー製、K’s-STYLE製
純正スイッチ流用→約8,000円~
自作→約1000円~

2015/04/18

ハザードスイッチを取り付けます。

交換に必要な物(あれば便利な物)
・スイッチ
・ウインカリレー
・110型9極カプラー
・配線、キボシ端子等(適量)
・整流ダイオード2本


部品代で約3,000円かかりましたが、配線をカプラ分岐せず、リレーやスイッチをもっと安い部品にすれば1,000円程度で作成できると思います。

安いウインカーリレーや、デイトナ製(69571)も検討しましたが、SP武川ワイドレンジフラッシャーリレー(05-08-0083)にしました。

説明書(pdf)を見ると動作について詳しく記載されていたので、テストなどきちんとされてるのかなと思いこちらにしました。

ウインカーリレーを交換します。

リアシートカバーを外します。

右側(ブレーキ側)にリレーがあります。L型カプラーを外し、リレーはゴムクッションで固定されているので外し交換します。

カプラー、取り付け位置、サイズなど何も考えずにそのまま取り付けできました。

スイッチを取り付けします。

純正ハザード用の穴があいているので利用します。

左スイッチボックスを分解します。

ネジを外し蓋を外します。

取り外した状態

元に戻せるように純正の蓋は加工せず、ジュラコンで作成します。

純正蓋を参考にドリルやヤスリなどを使い「寸法測定、削り」を繰り返し地道に作成しました。ハザード化作業の中で一番時間がかかりました。(3Dプリンタがあれば作れるのかな?)

スイッチを埋め込むことはせずにハンドルに取り付けるスイッチ を利用すれば楽だと思います。

スイッチを取り付けた状態

自作蓋に若干の隙間があるのであまり意味がないかもしれませんが、スイッチは防水の物を選択しました。

取り付けた状態(正面から)

取り付けた状態(横から)

配線を考えます。

ハザードスイッチは、②と左右ウインカー線を同時に繋げます。

スイッチからの線を各色の線へ割り込ませます。


※ウインカースイッチは②と①が繋がると右ウインカー、②と③が繋がると左ウインカーです。

※電気に詳しくないので問題がある接続方法だったらすいません。

配線を確認します。

タンクを外します。

矢印部(シフト側、タンク下)にゴムカバーで覆われた110型9極カプラーを外します。

このカプラにある緑色、オレンジ、灰色の線を分岐して、スイッチへ繋げます。

※フロントやリアウインカー線から分岐し、ウインカーリレー部からオレンジ線を分岐するなど色々方法があると思います。

純正線を切りたくないので、110型9極カプラ を使い分岐ケーブルカプラーを作成します。

左右ウインカー、リレーの3本は分岐させ、残りの4本は普通に繋げます。

左右ウインカー線は整流ダイオードを挟み1本にまとめます。

純正カプラの間に作成カプラを挟みます。

※電気に詳しくないので問題がある接続方法だったらすいません。

純正カプラの間に作成カプラを挟みます(左側はゴムカバーに隠れてます)。

スイッチと接続し、動作確認をします。

ウインカーが点灯しない、ホーンが鳴らないなどの場合は配線を確認します。

ビニールテープで巻きます。べとべとになるのが嫌なので、ビニール袋を通してその上から巻いてます。

スイッチ側の線、分岐線をつなぎ、コルゲートチューブに入れたり、ビニールテープを巻いたりして、固定しました。(写真撮り忘れました)

配線は純正の配線と同じ所を通しました。

見づらいですが、矢印のコルゲートチューブが配線です。

点灯状態

ハザード点灯動画です。