Ninja250 - チェーン伸び率(摩耗)確認

チェーン伸び率(摩耗)確認を行います。

チェーンチェッカーもありますが、ノギスで測定していきます。

ローラー間のピッチが15.875mmで、ローラー径が約10.05mmです。

ノギスで外々で測定する場合は
ピッチ × コマ数 + ローラー径
15.875×8+10.05=137.05mm

ノギスで内内で測定する場合は
ピッチ × コマ数 - ローラー径
15.875×9-10.05=132.83mm

この計算した基準値からどれくらい伸びているか測定し確認します。

測定コマ数は多い方が良いが、150mmノギスを使うのでこのコマ数を使います。

ローラ径の測定

何か所か測定しましたが、10.05前後でした。

DIDの公式サイトのチェーンサイズによるとローラー径は10.2mm前後のようです。

Ninja250のチェーンは江沼チェーンなので違うのか、新品時に測定していなので減っているのかもしれません。

外外で測定しました。

1か所だけでなく何か所か測定します。

測定時は下側のチェーンを押しながら、チェーンが張るようにしました。

24,300km走行で137.10前後で、ほとんど伸びてない(摩耗してない)ようでした。

下側のチェーンを押し、チェーンを張りながら測定しました。

サービスマニュアルでは10kgのおもりを吊しながら作業すると記載されています。

サービスマニュアルの測定方法は、1番目のピンの中心から、21番目のピンの中心を測定します。

20リンク間
標準値 317.5mm~318.2mm
使用限度 319mm

0.5%くらいが限界と設定しいるようです。